当協会では年に1度、民藝について語り合い、民藝協会員同士の親睦を深めるという目的のもと、全国大会を開催しております。 大会では、年間事業計画を決定する総会、大会を記念した講演会・シンポジウム等、毎年異なる開催地で、それぞれ趣向を凝らした催しが行なわれています。 基本的に協会員のみが参加出来ますが、協会員に所属されていない方で参加ご希望の方は、日本民藝協会(電話03-3467-5911)までお問合せ下さい。 お問い合わせフォームはこちら日本民藝協会全国大会の開催報告はこちら(ブログ)

第71回 日本民藝協会全国大会 松本2017

日時  平成29年5月27日(土)─28日(日)
会場  ホテル ブエナビスタ(長野県松本市本庄1-2-1)
主催  日本民藝協会・長野県民藝協会
参加費 〔宿泊あり〕37,000円 ※総会/懇親会参加費宿泊費含む
     宿泊ホテル ホテル ブエナビスタ(松本市本庄1-2-1)、ホテルエースイン松本(松本市深志1-1-3)
※先着順でホテル ブエナビスタからのご案内となります。
※個別に宿泊の手配をされる方へ。早めのお手続きをおすすめします。「クラフトフェアまつもと」の開催期間と重なるため、市内の宿泊施設は大変混み合います。
    〔宿泊なし〕25,000円 ※総会と懇親会のどちらか一方のみの参加も同額
    〔研修旅行〕※要事前申込
          Aコース 市内見学 参加無料(昼食付)
          Bコース 「美ヶ原高原の旅」25,000円(定員35名、1泊2食・2昼食付)

[開催のご案内] 
 民藝を輝かせた英国人、バーナード・リーチさんは1953(昭和28)年夏に初めて松本を訪れました。1年8カ月の来日期間中、霞山荘(当時)に2カ月滞在。長野県民藝協会員に地方の工芸について話をされます。その夜の会合のことを「会話は速やかでおかしく、面白い話でいっぱいだった」と記しました。爾来六十年余、そのような交流が持てたことを長野県民藝協会は今でもうれしく誇らしく思っています。彼と出会った人たちはその人柄や感性に強く惹かれました。
 リーチさんは松本の民藝にとって恩人です。そしてリーチさんを魅了したものを彼の気持ちになって考えてみますと、それは日記にあるように「美ヶ原と呼ばれる緑の高原」や「熱心で聡明な職人たち」だったと思われます。多くのスケッチにも、彼が見た景色、風景は残されています。
 松本大会は、民藝を育んできた「まち」、松本を伝えるメッセージとして、「美しさに包まれて」をテーマとしました。長野県の伝統工芸、手仕事、作品や素材の温もりなどにふれていただきたいと思います。新しい時代の民藝をみんなで考える時間をもてることは、大きな喜びです。
 5月、新緑の松本でお待ちしています。

●第1日〈5月27日(土)〉 全国大会総会

12:00 受付(ホテル ブエナビスタ)
13:00 総会(開会式・挨拶・議事)
14:20 基調講演 柏木博氏(武蔵野美術大学教授・日本民藝館評議員)
15:25 記念講演 近藤誠一氏(長野県文化振興事業団理事長・元文化庁長官)
16:20 閉会 閉会後、懇親会会場まで徒歩で移動
18:00 懇親会 ゲスト/上條恒彦氏(歌手・俳優)


●第2日〈5月28日(日)〉 研修旅行 
※行程は一部変更になる場合があります。

 研修旅行Aコース 松本市内見学・研修の旅

08:30 ホテル ブエナビスタ発(バス)
午前中 松本民芸館見学→「クラフトフェアまつもと」自由見学
昼食後 中町蔵シック館「信州の手仕事展」(展示即売・実演)見学
15:30 バスにてJR松本駅に移動、解散

 研修旅行Bコース 美ヶ原高原の旅

5月28日 ※午前中の市内見学は研修旅行Aコースと共通
14:30 バス乗車→美ヶ原高原 王ケ頭ホテル16:00頃着(泊)
5月29日 早朝ウォーキング(希望者のみ)→王ケ頭山頂(眺望観光)
10:00 ホテル発→美しの塔→山本小屋→ビーナスライン経由→
桜清水茶屋にて昼食(山菜料理・そば)
13:00 JR松本駅着、解散

 

●お問合せ

 〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-33  日本民藝協会 
 TEL 03-3467-5911 FAX 03-3467-4537
 お問い合わせフォームはこちら

2016年度はこちら