『民藝』4月号(760号)特集「日本民藝館所蔵韓国文化財 家具・木工品の修復-韓国国外所在文化財財団の調査を受けて-」
機関誌『民藝』 ~ 平成28年4月号(760号) ~
特集 日本民藝館所蔵韓国文化財 家具・木工品の修復 -韓国国外所在文化財財団の調査を受けて-
日本民藝館では、「創設80周年特別展 日本民藝館所蔵 朝鮮工芸の美」展が2016年4月2日から始まりました(6月12日まで)。同展では日本民藝館所蔵の朝鮮時代(1392年-1910年)の諸工芸品を中心とした約1600点の中から優品約300点を展覧します。
本誌ではこれらの関連企画として2号にわたり特集を組みます。先月の3月号では「柳宗悦と朝鮮の工芸」特集でした。本号は、日本民藝館所蔵の韓国文化財調査・修復が昨年行われた報告として、同館所蔵の家具・木工品の修復状況を紹介します。
目次
〈特集関連〉
朝鮮の木工品(柳宗悦)
韓国国外所在文化財財団による文化財調査の意義(杉山享司)
日本民藝館所蔵韓国文化財の実態調査の過程と成果(呉多鷰)
日本民藝館木工芸品の修理や保存処理過程の記録(梁石重)
図版解説(修復・保存処理について)
〈図版〉
日本民藝館所蔵韓国文化財 家具・木工品
〈読み物他〉
第151回日本民藝夏期学校佐久会場の見どころ(吉川徹)
平成28年度日本民藝夏期学校案内
〔展覧会〕東京国立近代美術館工芸館「芹沢銈介のいろは」、青森県立美術館「棟方志功とその時代展」
〈柳宗悦「師眼再会」〉
第267回 轆轤場 朝鮮半島 1937年