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昭和40年から昭和59年(1965年~1984年)
昭和40年(1965)
- 2月
- 熊本民藝協会発足。
- 5月
- 佐渡相川町のホテル大佐渡で「日本民藝協会第19回全国大会」。熊本国際民藝館開館(初代館長、外村吉之介)。
- 6月
- 富山市民藝館開館(初代館長、安川慶一)。
昭和41年(1966)
- 3月
- 東予民藝協会設立。
- 5月
- 高山市の旧日下部邸を改装し、日下部民藝館公開。
- 7月
- 京都民藝協会青年部、比叡山で「夏期講習会」開催。各地民窯の後継者12人を招く。この会が発展して「全国民窯陶工連絡会」となる。
- 8月
- 札幌北大クラーク会館・登別温泉・洞爺湖温泉で「日本民藝協会第20回全国大会」。
- 11月
- 日本民藝館で「創立30周年記念日本民藝館展」。18日 河井寛次郎死去、76歳。
昭和42年(1967)
- 4月
- 宮城県民藝協会再生発足。
- 5月
- 日本民藝館と日本近代文学館で「日本民藝協会第21回全国大会」。
- 6月
- 西条市に東予民藝館開館(52年、愛媛民藝館と改称)。
昭和43年(1968)
- 3月
- 安部栄四郎、手漉和紙で人間国宝に指定される。
- 5月
- 横浜の県立音楽堂で「日本民藝協会第22回全国大会」。
- 7月
- 大原總一郎死去、58歳。後任として、日本民藝館理事長に濱田庄司、日本民藝協会会長に松方三郎を推挙。
- 11月
- 濱田庄司に文化勲章。
昭和44年(1969)
- 5月
- 高山市飛騨体育館で「日本民藝協会第23回全国大会」。
- 10月
- 山形県民藝協会承認(11月発会式)。
昭和45年(1970)
- 3月
- 大阪万国博覧会の日本民藝館開館。万博終了後、大阪府へ寄贈。47年に財団法人大阪日本民芸館(初代館長、濱田庄司)として再開。
- 4月
- 黒田辰秋、木工芸で人間国宝に指定される。
- 5月
- 倉敷国際ホテルと倉敷文化センターで「日本民藝協会第24回全国大会」。
- 11月
- 棟方志功に文化勲章。
昭和46年(1971)
- 6月
- 山形県羽黒町羽黒山神社博物館ホールで「日本民藝協会第25回全国大会」。
昭和47年(1972)
- 5月
- 15日 沖縄本土復帰。
- 5月
- 日本民藝館で沖縄本土復帰記念「沖縄工芸品」特別陳列。京都グランドホテルと京都国際会館で「日本民藝協会第26回全国大会」。
- 11月
- 柳兼子、日本芸術院会員となる。
昭和48年(1973)
- 1月
- 秋田県民藝協会承認。
- 2月
- 京都五条坂の河井邸を河井寬次郎記念館として公開。
- 6月
- 広島市公会堂で「日本民藝協会第27回全国大会」。
- 8月
- 西条、倉敷、阿蘇、出雲、富山で、各地民藝協会主催・日本民藝協会協賛による「日本民藝青年夏期学校」が開催。外村吉之介が、東予・岡山・熊本・出雲4協会に呼びかけ、「民藝の真意による 美の王国の待望」を共通のスローガンに掲げ実施。
- 9月
- 15日 松方三郎死去、74歳。
昭和49年(1974)
- 2月
- 日本民藝協会全国理事会で、松方日本民藝協会会長の後任に濱田庄司を推挙。
- 3月
- 沖縄喜如嘉の芭蕉布保存会、重要無形文化財に総合指定。同会代表の平良敏子、平成12年6月に人間国宝に指定される。
- 6月
- 弘前市民会館で「日本民藝協会第28回全国大会」。
- 9月
- 鎌倉に棟方板画館を開設。
- 11月
- 出雲市に出雲民藝館、奈良県安堵村に富本憲吉記念館開館。
- ○ 日本民藝青年夏期学校、7月仙台(築館)・京都、8月丸亀・松本で開催。この年より本部主催の形式で実施されていく。
昭和50年(1975)
- 4月
- 日本民藝館沖縄分館開設(平成4年4月に閉館)。
- 5月
- 熊本市民会館で「日本民藝協会第29回全国大会」。
- 9月
- 13日 棟方志功死去、72歳。
- 11月
- 青森市に棟方志功記念館開館。
- ○ 日本民藝青年夏期学校 3月那覇、7月宮島(広島)・会津、8月富山。
昭和51年(1976)
- 5月
- 名古屋市公会堂で「日本民藝協会第30回全国大会」。
- 11月
- 芹沢銈介、文化功労者となる。
- ○ 日本民藝青年夏期学校 6月蔵王 (山形)、7月那覇・松江・益子、8月日田(大分)。
昭和52年(1977)
- 4月
- 益子参考館開館。
- 9月
- 富山県民会館で「日本民藝協会第31回全国大会」。
- 12月
- 濱田庄司日本民藝館館長が病気を理由に辞任。後任に柳宗理選任。
- ○ 日本民藝青年夏期学校、7月那覇・五箇山(富山)・高野山、8月長崎。
昭和53年(1978)
- 1月
- 5日 濱田庄司死去、83歳。濱田日本民藝協会会長の後任に柳宗理選任。
- 5月
- 鬼怒川温泉あさやホテルで「日本民藝協会第32回全国大会」。
- 7月
- 大分民藝協会解散。
- 10月
- 日本民藝館で「第1回全国民藝館協議会」開催。全国の正統的な民藝館の連合組織とする。
- ○ 日本民藝青年夏期学校 4月八重山(沖縄)、7月高山・倉敷、8月日田。
昭和54年(1979)
- 5月
- 滋賀民藝協会解散。
- 9月
- 山形市民会館で「日本民藝協会第33回全国大会」。
- ○ 日本民藝夏期学校、7月大山(鳥取)・瀬戸、7・8月の2回松本(前年までに夏期学校に参加した人を対象にした、松本民藝生活館での生活学校)で開催。この年より、受講生の幅を広めるために「日本民藝青年夏期学校」を「日本民藝夏期学校」の名称に改める。
昭和55年(1980)
- 1月
- 日本民藝館・日本民藝協会合同会議で、日本民藝館設立50周年記念出版として『柳宗悦全集』の刊行を決定。著作編22巻、図録編5巻。筑摩書房が昭和55年秋から刊行。
- 3月
- 鹿児島県民藝協会発足。
- 5月
- 東京こまばエミナースで「日本民藝協会第34回全国大会」。
- ○ 日本民藝夏期学校 6月鹿児島、7月角館(秋田)、8月白老(室蘭)・松本(生活学校)。
昭和56年(1981)
- 4月
- 京都民芸資料館開設。
- 5月
- 松本社会文化会館で「日本民藝協会第35回全国大会」。砂川美術工藝館開館。北九州民藝協会、当分休会に(62年末、再開することなく協会の名簿から抹消される)。
- 6月
- 静岡市立芹沢銈介美術館開館。
- 7月
- 日本民藝館設立50周年記念出版『民藝大鑑』全5巻の刊行始まる。
- 10月
- 沖縄県立博物館で、柳宗悦らが蒐集した日本民藝館所蔵の沖縄工芸品829点の、40年ぶりの里帰りとなる「沖縄の美」展開催。
- 11月
- 同展を機に、「日本民藝協会全国臨時沖縄大会」が開催される。
- ○ 日本民藝夏期学校 4月久米島(沖縄)、6月雫石(盛岡)、7月出雲、8月国東(日田)。
昭和57年(1982)
- 5月
- 富山県城端別院で「日本民藝協会第36回全国大会」。
- 6月
- 日本民藝館新館竣工。
- 12月
- 東京民藝協会解散。
- ○ 日本民藝夏期学校 4月宮古島(沖縄)、6月弘前、7月佐久(長野)・荒尾(熊本)。
昭和58年(1983)
- 2月
- 長門民藝協会発足。
- 4月
- 豊田市民芸館開館。駒場の日本民藝館改築前の大広間と館長室を移築。
- 5月
- 新生東京民藝協会発足(59年4月に、東京民藝協会と改称)。小鹿田民藝協会承認。出雲市で「日本民藝協会第37回全国大会」。
- ○ 日本民藝夏期学校 7月箱根・八尾(富山)、8月仙台・下関。
昭和59年(1984)
- 4月
- 5日 芹沢銈介死去、88歳。
- 5月
- 高山市民文化会館で「日本民藝協会第38回全国大会」。
- 6月
- 1日 柳兼子死去、92歳。
- ○ 日本民藝夏期学校 7月京都・猪苗代(会津)、8月名古屋・福山(広島)。
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