『民藝』10月号(802号)「特集 土瓶」(本誌価格を改定しました)
機関誌『民藝』 ~ 令和元年10月号(802号)~
特集 土瓶
柳宗悦は1943(昭和18)年に『諸国の土瓶』を刊行しました。珍しい土瓶だけのことを述べた刊行物として、土瓶の持つ魅力を語っています。
本号では、柳による「土瓶考」や河井寛次郎、濱田庄司、柳宗理ら民藝運動に尽力した人たちの土瓶に関する文章、また現代における「土瓶考」について、いまの作り手の方々に執筆いただいた文章ほかを掲載しました。
図版は日本民藝館所蔵の土瓶等を紹介しています。
※消費増税に伴い、本号より本誌価格を税込870円に改定しました。
目次
〈特集関連〉
土瓶考(柳宗悦)
土瓶と暮らし(井上泰秋)
神山の土瓶(河井寛次郎)
土瓶と私(前野直史)
益子の土瓶(濱田庄司)
私と土瓶(川野恭和)
チューカーを作る(登川均)
土瓶について(柳宗理)
出雲民藝紙と松江藩籐細工(山野孝弘)
『諸国の土瓶』主要産地
〈図版〉
土瓶 日本民藝館所蔵品と過去の日本民藝館展入選作より
〈読み物他〉
連載・郷土の食と風習第3回
スッカラとチョッカラ(白鳥幸昌)
日本民藝館「柳宗悦と古丹波」展示風景
〈柳宗悦「師眼再会」〉
第309回 面型