『民藝』1月号(805号)「特集 世界の人形」
機関誌『民藝』 ~ 令和2年1月号(805号)~
特集 世界の人形
2020年新年号は「世界の人形」を特集いたします。静岡市立芹沢銈介美術館、熊本国際民藝館、巧藝舎所蔵の世界の人形コレクション、また現代の人形のなかから、東京、沖縄の人形を図版で紹介しました。
特集関連の文章には、染色家の柚木沙弥郎氏、静岡市立芹沢銈介美術館学芸員の白鳥誠一郎氏、東京かんかん代表の小川弘氏、九州大学教授の後小路雅弘氏より、お話やご寄稿をいただきました。現代の人形づくりについては、青森、東京、沖縄の今の仕事を取材しています。
本号より誌面を一新いたしました。より充実した誌面構成となるよう、努力して参りたいと思います。
目次
〈図版〉
世界の人形
〈特集関連〉
「今ヨリ ナキニ」のものづくり
—自作への想いと人形について(柚木沙弥郎)
芹沢銈介の人形コレクション(白鳥誠一郎)
アフリカの人形(小川弘)
現代の人形づくり —下川原・今戸・沖縄
ひとのかたち ひとの思い(後小路雅弘)
人形と人間(柳宗悦)
〈読み物他〉
新年のご挨拶(會田秀明)
連載・郷土の食と風習 第6回
日下部家の年中行事から見る(日下部暢子)
柳宗悦とブルーノ・タウト(沢良子)