『民藝』10月号(850号)「特集 角館の樺細工」
機関誌『民藝』 ~ 令和5年10月号(850号)~
特集 角館の樺細工
『民藝』2023年10月号(850)は「角館の樺細工」特集です。
樺細工とは山桜の樹皮を用いて作られる工芸品です。秋田県仙北市角館町にて作られていることが知られています。
日本民藝館と角館では戦前に「樺細工伝習会」が開催されましたが、当時から80年を経た今年「第161回民藝夏期学校(日本民藝協会、秋田県民藝協会主催)」が角館を会場に行われます(会期・2023年9月29日から10月1日)。この関連特集として編集しました。
柳宗悦ら日本民藝協会が協力して、1942年から3回行われた樺細工伝習会では、角館の樺細工の工人とともに、多くの優れた新作が生まれました。本号では当時の様子や現代の作り手などを図版とともにご紹介します。
※10月号電子版は→こちら
目次
〈特集関連〉
展覧会この一点 第22回
蓮花文大手筥(中田達男)
図版 角館の樺細工 樺細工伝習会製作のものを中心に
樺細工伝習会八十年の回想(中田達男)
芹沢銈介・樺工下図 全13枚より
樺細工・茶筒製作工程
樺細工・米沢研吾さんの仕事(村上豊隆)
コラム・角館と樺細工(石橋正則)
樺細工の伝習(柳宗悦)
Kakunodate Cherry Bark Crafts
図版目録
〈読み物ほか〉
2023年度日本民藝館展 新作工藝公募展 応募要項