『民藝』9月号(741号)が発刊。特集「カンタ―ベンガル地方の針仕事」
機関誌『民藝』 ~ 平成26年9月号(741号) ~
特集 カンタ―ベンガル地方の針仕事
日本民藝館では、特別展「カンタと刺子―ベンガル地方と東北の針仕事」が平成26年9月9日より11月24日までの会期で開催されます。本号は、その関連 の第1弾として、バングラデシュやインドの一部を含むベンガル地方のカンタを紹介する特集です。インドの家庭から生れた素朴な針仕事、カンタの魅力を感じ ていただけましたら幸いです。 本号で紹介しているカンタコレクションは、岩立フォークテキスタイルミュージアムの所蔵品です。同館を主宰する岩立広子さんと染色家柚木沙弥郎さんのカン タに関する対談など掲載しています。
目次
〈特集関連〉
対談 カンタへの思い〔前編〕(柚木沙弥郎、岩立広子)
ベンガルのカンタ―祝いの日と、なんでもない毎日に(五十嵐理奈)
Kantha -Needle Works from Bengal-
〈図版〉
カンタ―ベンガル地方の針仕事(岩立フォークテキスタイルミュージアム)
〈読み物他〉
濱田庄司生誕120年「濱田庄司と益子のこと」インタビュー(3・最終回)(濱田晋作・豊田正夫・高根沢ミツ子)
「民藝運動90年」の歩み(21) ─「白樺」の時代と、民藝美の発見、その展開─(志賀直邦)
岡倉天心の茶と柳宗悦の茶(6)(清水恵美子)
台湾の工芸と柳宗悦(5)―原住民の工芸(天野朗子)
〈展覧会〉
岩立フォークテキスタイルミュージアム「パキスタンの民族衣装―沙漠と山岳地帯の手仕事」 フランス・ギメ東洋美術館「柚木沙弥郎 色彩の舞い」
〈柳宗悦「師眼再会」〉
第248回 紅型