『民藝』8月号(800号)「特集 柳宗悦生誕130年・本誌800号記念『民藝の現代的意義』」
機関誌『民藝』 ~ 令和元年8月号(800号)~
特集 柳宗悦生誕130年・本誌800号記念「民藝の現代的意義」
1952(昭和27)年に『月刊たくみ』として創刊した本誌は、67年を経て800号を迎えました。今年は柳宗悦(1889〜1961)の生誕130年でもありますので、本号は特別記念号として「民藝の現代的意義」をテーマに多くの論考を掲載しました。
目次
〈特集関連〉
本特集について(會田秀明)
民藝の現代的意義(深澤直人)
民藝運動は何を寄与したか(柳宗悦)
柳宗悦と宇宙意志と生態智(鎌田東二)
閉塞状態に風穴を! いま改めて柳宗悦の思想に学ぶ(中見真理)
三・一独立運動100年
柳宗悦と三・一独立運動 その現代的意義をめぐって(杉山享司)
一枚の写真に反映された1920年5月の朝鮮行(姜晶薫)
「民藝的暮らし」の広がりを求めて 多津衛民芸館の四半世紀(吉川徹)
『民藝』第800号の地点に立って(白鳥誠一郎)
民藝の行方(柳宗理)
柳宗悦と勝見勝 民藝とデザインとの距離(沢良子)
「星々の悲しみ」 片野元彦の仕事、あるいはシューベルトの連弾について(新見隆)
物を作る使命感(佐藤阡朗)
〈読み物他〉
第73回日本民藝協会全国大会2019 in 弘前
フォーラム「民藝運動をどう進めるか」(要旨)
ビジョンとユーモア(福原英樹)
全国大会でこぎんを思う(鈴木真枝)
〈柳宗悦「師眼再会」〉
第307回 日本民藝館の陳列 玄關廣間