『民藝』10月号(838号)「特集 無地」
機関誌『民藝』 ~ 令和4年10月号(838号)~
特集 無地
2022年10月号は「無地」特集です。
日本民藝館所蔵の「無地」の工芸を図版で紹介するとともに、柳宗悦や河井寬次郎、濱田庄司ら民藝運動の同人たちや現代の作り手の「無地」についての考えなど、それぞれ論考やインタビューなどで本特集を構成しました。
無地と模様の関係性、無地へのさまざまな視点など、これまであまり取り上げることのなかった「民藝と無地」をテーマとして考察しています。
目次
〈特集関連〉
図版 日本民藝館所蔵 無地の工芸
無地 −柳宗悦が観た無の風光(佐々風太)
無地(伊田郁子)
漆の無地について考える(佐藤阡朗)
工人の会座談会 無地について(多々納真、坂本工、前野直史)
民藝同人と無地
「日本の眼」より(柳宗悦)
「陶技始末(17)」より(河井寬次郎)
「味と感じ」より(濱田庄司)
Plain Crafts -from the Japanese Folk Crafts Museum Collection-
〈読み物ほか〉
展覧会この一点[第10回]熊本国際民藝館「民藝 用の美 その2 土の力」展より
木葉猿《馬乗猿》(坂本尚文)
新刊紹介
土田眞紀著『柳宗悦と美』(古屋真弓)
映画紹介
「土を喰らう十二カ月」